ダンスシーンの無い、異色の社交ダンス漫画
よろよろ!社交ダンス。
~永禄大学附属病院・社交舞踏研究会

KARTE-22:
僕は、違うと思います!
このサイトは、佐藤秀峰(著)の「ブラックジャックによろしく」を、二次利用しています。
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■ あらすじ(summary)
斉藤英二郎が担当する患者、宮村和男。
心臓手術が必要だが成功する可能性は極めて低い。

休憩中に見かけた赤城カオリの知り合いが、心臓外科医をやっているという。
名前は北三郎、どこの大学の医局にも属さず、自分の腕一つで生きてきた手術のプロで、一年間にこなすバイパス手術の数は 250件。
宮村和夫は、北三郎の手術を受けるために、永大病院を退院していく。

ダンスの話としては、赤城カオリ「右足前進から始まる3つのフィガーの違い」を斉藤英二郎に説明。

宮村和夫と、「プロ教師免許」を持つ心臓外科チームのトップ、藤井義也との間の会話のやりとりがある。

■ かいせつ(commentary)
右足前進から始まる3つのフィガー。
クローズド・チェンジ(ワルツ)、ナチュラル・ターン(ワルツ)、フェザー・ステップ(スローフォックストロット)
この3つは、どこが違うのか?
どうやったら、踊り分けることが出来るのか?

斉藤英二郎いわく「こんなの簡単だよ」・・・と言ってみたのはいいけれど、「ビル・アービンのホールド」で同じ事をやってみると、動くことさえも出来なくなる。

なんなんだ、これは・・・。

■ あるご(algorithm)
日本の社交ダンスでは、クローズドチェンジや、ボックスは、「支え足の上にボディを置いて、膝と足首の屈伸で、横方向へ蹴っ飛ばす」のが常識となってます。
果たしてそれは正しいのか?
ダンスを教える側は、「床を蹴ることが正しい踊り」という「絶対的な自信」があるから、生徒にそれを教えるのであろう。

ビル・アービンのホールド(両腕を斜め前、てのひら下向き)で同じ事をすると、激しくバランスを崩して、横方向に蹴ることが出来なくなる。
それでも、「床を蹴ることが正しい踊り」と言えるのだろうか?
ダンスを教える側に対して、「Yes/No」で答えて貰う、超!簡単なアルゴリズム。

「社交ダンスのプロ教師免許」は、正しい踊りをする指導者に与えられるのだから、「プロ教師免許を持っている我々の踊りは、すべてにおいて絶対的に正しいのである」というアルゴリズムは、ほんとうに成り立つのであろうか?

■ 登場人物

藤井 義也

永禄大学附属病院、心臓外科医の教授。

原作(ブラよろ)では、「手術は年数回しか行っておらず、金と女と権力が大好きで、医者というより政治家に近い」という設定。
ここ(よろよろ)では、「社交舞踏研究会・心臓外科チーム」のトップという設定にしています。

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