ダンスシーンの無い、異色の社交ダンス漫画
よろよろ!社交ダンス。
~永禄大学附属病院・社交舞踏研究会

KARTE-11:
社交ダンス 始めました!
このサイトは、佐藤秀峰(著)の「ブラックジャックによろしく」を、二次利用しています。
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■ あらすじ(summary)
永大病院の研修医になって3ヶ月。毎日の生活に追われる斉藤英二郎は、社交ダンスを始める。

社交舞踏研究会の白鳥貴久先生が教えるホールドの作り方は、見よう見まねで「カラダを固める」のではなく、「立ち食いスタイル」を思い浮かべながらホールドを作るという方法だった。

割り箸を持って歩くのとフォークを持って歩くのでは、歩き方が大きく変わる。
腕の使い方他が、ちょっと変わるだけで、ダンスを踊るときも「他の人とは全く違った踊りになる」ことを学んでいく。

■ かいせつ(commentary)
外見上は、ほとんど同じホールドであっても、「腕に微妙な動きを与えた時」のカラダ全体の動きは、大きな違いが出てきます。

「腕の筋肉の微妙は変化」に連動した「カラダ全体の動き」
これこそが「よろよろ!社交ダンス。」のテーマであり、たった、それだけで、多くのストーリーを生み出していきます。

■ あるご(algorithm)
「右手で割り箸を持つ日本人」99人のサークルがあったとすれば、みんな似たような動きをすると思われます。
でも、それは「万人にとって正しい動き」と言えるだろうか?
もし、そこに「左利きの日本人」が入ってきて、「異議」を唱えたとしたら、99人はどのような反応を示すだろうか?

ダンスの本場、英国は「ナイフとフォーク」で食事する国。腕の動きは「左利きの日本人」の方が近いと思われます。
教える側は、「右手に割り箸」と「左手にナイフ」との違いを、考慮しなくてもようのだろうか?

■ 登場人物

白鳥 貴久

永禄大学附属病院、第一外科(一般外科・消化器外科)の医師。

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