ダンスシーンの無い、異色の社交ダンス漫画
よろよろ!社交ダンス。
~永禄大学附属病院・社交舞踏研究会

KARTE-26:
今まで、気づきませんでした!
このサイトは、佐藤秀峰(著)の「ブラックジャックによろしく」を、二次利用しています。
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■ あらすじ(summary)
宮村さんの手術が終わったある夜。
この話は、「スナック 猫」における北三郎と斉藤英二郎との社交ダンスの会話のシーンです。

「円回内筋(えんかいないきん)」という、(腕の)肘の付け根にある筋肉の話が展開されます。

ただ、話が進むに従って、北三郎先生の内面的に弱い部分が出てきて。斉藤英二郎は聞き手に回る。

最後は、涙・涙...涙なくしては語れない、とても辛い物語。窓の外は雨。

■ かいせつ(commentary)
社交ダンスは、腕を持ち上げて肘を固定してホールドを作る。
この時、肘の付け根にある「円回内筋」は、重要な役割を果たす。
「円回内筋」の僅かな伸縮によって、カラダ全体を動かすことができる。
ただし、膝と足首の力を抜いて、上腕を内旋させたホールドが、絶対条件である。

両肘を真横に張って、膝と足首の屈曲を最大限に使う踊りでは、上腕が外旋する。
「円回内筋」は、全く機能しなくなる。
日本の社交ダンスでは、「円回内筋」という言葉が全く取り上げられないばかりか、
プロの先生も含めて、ほとんどが「アウト・オブ・眼中!」である。

■ あるご(algorithm)
この話では、「円回内筋の伸縮」の説明が、延々と繰り広げられる。
実際、円回内筋の動きだけで、本の一冊くらい、作ることができる。

ダンスを教える側で「円回内筋」を意識している人は、極めて少ないと思われる。
なぜならば、膝と足首の屈曲を使うと「円回内筋は全く機能しなくなる」。

同じダンスを踊っていながら、これだけ「ギャップ」の大きい筋肉は、珍しい。
円回内筋を最大限に使うダンスと、全く使わないダンス。
ダンスを教える側の人間が、踊ってるダンスは、どちらなのか?

単純明快なアルゴリズムが展開される。

■ 登場人物

北 三郎

南林間病院の心臓外科医。

一匹狼タイプの敏腕医師。
20年前にオーストラリアで修行を積む。
年間約250件の心臓バイパス手術をこなす。

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